マクリン教室風景

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探検フレーム               2023/3月

コロナ禍の最初の頃、国から配布された布マスク。色々なところから、使わないので工作などに有効に使って、とたくさん集まってきました。

そこで、こんな工作はどうかと考えてみました。

まず、マスクを分解して、サラシとゴムに分けます。

サラシは、ハサミで切り込みを入れて「裂く」という手作業を取り入れてみました。元のマスクくらいの大きさに揃えたら、コーヒーで染めます。それと、英字新聞を貼り合わせ、古地図か古文書のような風合いの紙に仕立てます。それと木の枝を組み合わせ、秘密の地図か謎の呪文が書かれた文書を作り上げます。

ねんど遊び(幼児)一部小学生       2023/2月

絵画~気になることを自由に描こう~                     2023/2月

版画の制作には、過程がいくつもあり、ちょっとした隙間時間があるため、並行して自由画を描いています。

今好きなこと、気になることを絵にしています。

幼児さんは、大雪が降った後でしたので、雪の絵が多いです。雪は白いクレパスやクレヨンを使ったバチック(はじき)の技法で描いてみました。他にも、魚の絵や動物の絵、兄弟姉妹の絵や幼稚園の絵、ヒーローの絵などみんなの好きなものがいっぱいです。仕上げにコンテを使ってもうひと味プラスしたり、別紙で切り抜きを作って差し込めるようにしたり、ぶら下げてみたり、さらなる工夫がいっぱいです。

小学生は、キャラクターを小さいけれど、そっくりに丁寧に再現してみたり、面白かった瞬間の出来事を再現したり、何を描くか悩んでいる時の私達とのやりとりがとても愉快です。さあどう仕上がるか、とても楽しみです。

 

版画~うさぎ 彫りと摺りそして完成!~           2023/1~2月

幼児さんは、うさぎの版を仕上げたら、版画用和紙にえのぐで色をつけておきます。この色つき和紙に黒インクで摺り上げると、カラフルで魅力的な作品になります。同様に、小学生も彫刻刀で版木を彫るかたわら、色つき和紙の準備もしておきます。

幼児さんも小学生も、まず初めに黄色みがかった雰囲気のある和紙に摺りあげます。その次に作った色の和紙に摺ります。

版画の摺りには、のせるインクの微妙な量を調整し、バレンの具合を見るのが、なかなか難しいのですが、今まで毎年何枚も何十枚も摺ってきた藪下やベテランスタッフの目でチェックしながら、一枚一枚子どもたちが、ローラーでインクをのせ、バレンを使って丁寧に力をかけて摺っていきます。

版画~うさぎ~                                                                2023/1月

幼児さんは紙版画ですので、まずは紙を貼り合わせてうさぎを作っています。ローラーでインクをつけて摺った時、いろいろ楽しくなるように、手触りの違う数種の紙や布や毛糸などを貼っていきます。

小学生からは彫刻刀が登場しますので、まずは下絵を考えます。どんなうさぎにしようか?悩みます。走っているところ、座っているところ、食べているところ、戦っているところ、図鑑や写真集のほかに、ネットで話題になった写真などたくさんの資料を参考に鉛筆と消しゴムで何度も消しては描き直して仕上げて行ってます。

クリスマス会               2022/12月

銀色の工作~まとと鉄砲、お城、釣竿~                           2022/12月

油絵~貝殻と猪骨~                                               2022/10~11月

年に一回だけの油絵が始まりました。

油絵具は塗り重ね、塗り重ねて描いていきます。新しく塗った色をナイフ(ペンティングナイフ)で削って、前に塗った色を浮き上がらせるなど、いつもの絵の具(水彩)とは全く違った描き方が楽しめます。

筆やナイフの他に、指で絵の具をのせていくように描けるので、指で描くことを楽しんでいる様子が伺えます。

モチーフは、貝殻です。法螺貝やオウム貝のようなとても大きな貝殻から、実際に日本の海岸で拾えるようなかわいい貝殻まで、とにかくいっぱい用意してありますので、触って触って、貝殻の音を聞いて、どんな貝か豆知識も交えて、どれを描くか決めていました。

まずは、布が木枠に張ってあるキャンバスに、クレヨンで下書きしたら、一層目の色付けは、教室で選んだ赤青黄緑4色限定で行います。その後50色以上ある油絵具の中から、色選びを楽しみながら、重ね塗りを繰り返して仕上げています。描く時には少量の溶き油を使い、片付けの時にはお掃除用油を使用します。その間水は使えないので、慣れるまではいろいろ起こります!!!

でも3回4回と回を重ねると、すっかり扱い慣れて、描くのもお片付けもバッチリです。写真で伝わってるかしら?

スプリング・ドラム            2022/10月

スプリング・ドラムという楽器をご存知でしょうか?ばねだいこともサンダードラムともスプリング・サンダーとも呼ばれています。

筒の底に金属板(ドラムの皮、太鼓の皮にあたる)が貼ってあり、その中心からばねが伸びています。筒を持って振ると、底に付いているばねが揺れ、その振動が筒に共鳴して、まるで雷のような音が出るという、とても不思議な楽器です。

今回の制作にあたっては、滋賀・大津にある看板のダイワさんより、この工作にまさにぴったりの廃材の筒を頂戴しました。感謝いたします。

筒には、布とフェルトで飾りつけをします。音から連想して、風や雷や雨をイメージした模様を作ったり、急に涼しくなって秋を感じたタイミングだったので、秋の風物を思い浮かべたりして制作しています。そろそろ気になりだすハロウィンをモチーフにする子もいます。また布そのものからの発想で、布の柄の面白さを生かすことや、色にこだわって集めて貼る子もいます。さらに布の持つ触感に着目して、綿の入ったキルティング地、ビロード地、レース地などを貼り分けるなど工夫する子もあります。布でできることはなんでもやってみてるので、立体的に貼ったり、カーテンやドレスのように浮かして貼ったり、炎や翅のように貼るなど、たくさんのアイデアが出て来ています。

墨を使って~自転車を描く~          2022/9月

折り畳み自転車をモチーフにしました。

折りたたんでみたり、開いてみたり、ブレーキを握ってみたり、ライトを見つけたり、反射板を見つけたり、変速器を動かせるとチェーンが動いていくのを確認したり、いろいろ触ったり調べたりして描いてみました。大きな画用紙いっぱいに描きますが、足りなくなる子もいます。そうしたら紙をつないで描きたいところが全部描けるようにします。

とうとうお部屋が紙で一杯になってしまいました。

墨で描けたら、絵の具で色をつけたり、背景の景色を描いたりします。

墨を使って~墨遊び&不思議な文字~                2022/8~9月

墨を使って絵を描きます。まずはじっくり墨と向き合って、慣れることから始めます。

墨って何からできてるの?バーベキューの炭とは違うの?から始まって、墨のできるまでの話を聞いたり、墨や硯を触ったりしたら、磨ってみます。硯によって磨りごごちが違うね〜墨の形も色々だし、硯も色々あるね〜那智黒の玉石はツールツル、龍渓石は重ーい、使い込んだ硯は真ん中が凹んでるよ〜ちょっと擦ったくらいでは真っ黒にはならないね〜真っ黒にするには?手についたけど取れる?服は?色々心配していますが、墨のよい香りをマスクをとって嗅いでごらん。いい香りでしょう。お線香ににてる?おばあちゃんの家で嗅ぐ匂い?筆にとって描いてみたら…お箸でもかけるよ。他にも細くて薄い板切れや、古歯ブラシも試してみよう!

試しが済んだら、暗号みたいな象形文字の中から好きな文字を選んで真似てみよう!ヒエログリフやヒンディー文字をひらがなに変換した表を見て、自分の名前を書いたりもしました。自分の干支のはんこを押して完成!

次はモチーフをじっくり観察して描きます。

木工作~ドアノッカーと伝言板~                            2022/8月

今年は、「ドアノッカーと伝言板」です。 と言ってもどちらも街中で見かける事もなくなり、子ども達には縁がないもののように思えますが、いえいえ大変楽しい工作です。

ドアノッカーと呼んでいますが、木を楽器のように打ち付けて音を鳴らす仕組みを作ります。それを中心に、棚を取り付けたり、羽根(アイスキャンディーの棒)が回ったり、しかけをひとつひとつ考えて作っていきます。小学生になると、字を書くようになるので、自作の黒板を作ってみます。薄い板に黒板塗料を美しく塗って丁寧に乾かすと、チョークでちゃんと書けます。そうなると、黒板消しも欲しいし、チョーク置きやチョーク収納が入ります。他にもコルクボードも用意してあるので、どこかにメモを留める場所が欲しくなるし、メモ置きや鉛筆立てだって必要かも…自転車や家の鍵をかける所もあると便利かな?どんどん使い勝手の良いものに進化していきます。お家で活躍してくれるといいですね。

玉ねぎの皮で染めよう!          2022/7月

玉ねぎの一番外側の茶色い皮をみんなで集めて、真っ白なハンカチを染めてみます。みんなのおかげで、たくさんの皮が集まりました。これを大鍋でぐつぐつ炊いて、色を出します。

その間に、大豆やスーパーボールや割り箸と輪ゴムを使って 絞り の模様を入れてみました。できたら、お鍋に投入!です。

しばらく付けておくと…

思った以上に濃い色に染まってびっくり!

次は媒染処理(みょうばん液に浸けます)ーこれは皮膚につかないようにビニール手袋をしてーで出来上がり!乾いたら、絞りの材料をはずしていきます。ひとつひとつ 輪ゴムをはずす度に、模様が現れていきますよ。お楽しみに!

分解して作る               2022/6月

まずは、集まってきた物たちを徹底的に分解です。おもちゃも、リモコンも、ラジカセも、炊飯器も、オーブントースターも次々に形がなくなり、バラバラに。面白い形や色や手触りのする小さな部品になっていきます。

分解が終わったら、台紙の上に自分だけの機械の世界を組み立てていきます。

さまざまな材料(プラスチック・紙・スポンジ・ひも・針金etc、)や分解した部品の中からのお気に入りを用いて、台紙の上に貼り付けたり、繋いだり、穴を開けたり、いろいろな作業を施していきます。

よく調べて観察して描く!         2022/5月

どこでも良く見かける「やかん」です。でもこれが本当に優れもの。使いやすいように幾つもの工夫がされています。ひとつひとつどんな工夫なのか、実際水を入れたり出したりしながら、じっくり調べて見ていきます。こうすることで、ただ見て描くだけでは、気がつかない形を発見し、丁寧にものを見る訓練になり、集中して描くことを覚えます。年齢が高い子ども達は、こういう機能を持たせるために生まれた形が美しい事にも気が付きます。やかんひとつとってもこれだけの機能美があり、子ども達はそれを受け取って楽しく描きます。次はどんな人工物を描こうか、こちらがワクワクします。

人の動きを表現しよう!            2022/4~5月

はじめに針金で人間の形を作ります。それに毛糸やあさひもを巻いて、人間らしい形にしました。どんな動きでもいいよ、自分でやってみて!恥ずかしがる子もいますが、写真や資料だけでなく、いろいろ動いてみてポーズを決めました。ゲームの世界や歴史の世界に想いを馳せたり、自分の日常の姿を思い出してみたり、家族と体験した楽しかったスポーツや憧れのスポーツなど、みんないろいろお話を聞かせてくれながら、ポーズをつけて、板に固定します。それに、水で溶いた石膏を、最初は牛乳くらいの粘性で筆で塗って行きます。だんだんヨーグルトぐらいの固さになってきたら、ヘラに持ち替えてドシドシつけて行きます。そのうちに生クリームくらいの固さになると、ますます楽しくなってたくさんつけてカッコよく仕上げて行きます。手も使ってみました。

最後はあっという間にカッチカチそしてじんわり暖かくなって固まります。何回かこれを繰り返して仕上げました。

後片付けにもお楽しみがあります。しっかり石膏が固まった使用済みボウルは、水につけるとあっという間にボウルの型通りに石膏が気持ち良く剥がれます。ワイワイ気持ち良い感覚を味わいながらの片付けが、これまた楽しそうでした!

えのぐを手作りしてみよう!       2022/4月

絵の具は色の元になる「顔料」とそれを紙に定着させるためののりにあたる「展色材」とでできています。

展色材は、比較的身近なもので楽に代用品が作れます。例えば、小麦粉+塩+ぬるま湯とか、シロップ+重曹+酢とかです。またこれは身近ではないですが、日本画を描く人には必須の「膠」があります。

問題は、顔料です。本来ならば、色味のある鉱物(たいていが貴石)や貝殻を砕いて微粒子にしなければなりません。それには恐ろしく力と手間と時間とお金が必要です。

そこで、鉱物の代わりとして「卵の殻に油性マジックで着色したもの」を使ってみます。卵の殻の薄皮をとって表裏両面にしっかり一色のマジックで色を塗ります。それをすり鉢で擦って、さらに乳鉢と乳棒を使ってサラサラになるまで擦ります。これが顔料その1です。

さらに「拾った石」を持参してくれた子がいたので、ここは時間をかけて砕いてすり潰して顔料に近づけるように 力のある高学年男子を中心にやれるところまでやってみよう!ということになりました。ステンレスの皿の中で石を金槌で叩き、すり鉢と乳鉢でなんとかこれも粉にしました。顔料その2です。

またさらに学校で使うチョーク(白赤黄青緑)もすり鉢で擦り乳鉢で細かくして、顔料その3です。これは柔らかくすぐ顔料らしくなり発色もよかったですが、細かな粉塵が出て掃除が厄介でした。

まだあります。顔料の代用として食品着色料(食紅)赤黄緑青4色も用意してます。

これらたくさんできた顔料を シロップ(砂糖+少量の水)と片栗粉と酢と重曹で作った展色材で溶きました。また膠も用意して溶いてみました。

造形教室の卒業生の中学新2年生が四人遊びに来てくれて、えのぐ作りを助けてくれました。おかげでたくさんの顔料が用意できて楽しかったです。

版画再開                 2022/3月

これから次々版画が摺りあがって、カレンダーになっておうちに届きます。4月始まりの1年カレンダーなので、なんとか間に合った…でしょうか。ハーフサイズで制作した1年&2年の子は、カレンダーにモノクロ作品もカラー作品も両方貼れますが、それ以外の子ども達は、モノクロかカラーかどちらをカレンダーにするか悩んでます。惜しくもカレンダーになれなかった方は、お気に入りの色画用紙などに貼ってお楽しみください。半年後に貼り替えるという選択肢もありかも!

2022/3/10~   マクリン教室再開!!

今日3/10からマクリン教室再開いたしました!

まだ幼児さんは版画の摺りが途中で、小学生は、彫刻刀の真っ最中、やっと下絵を転写できて、彫刻刀に入る子もいます。

焦らず、ゆっくり思い出しながら、制作を進めていきましょう。

私藪下の手元に小学生が昨年度末に描いて、世界歴史都市会議の一環の絵画コンクールに出品していた作品が返却されて来ました。参加賞も作品返却もないと聞いていましたが、参加賞(ピンバッチ)と返却が叶いましたので、やっと皆さんの手元に戻せました。京都らしさにピッタリという事で、その時制作中だったお茶道具を描こう!🍵のテーマの作品を希望者を募って出品していました。あの時は、今中学生になっている6年生が中心にお抹茶をたてて、蕎麦ぼうろをお菓子にお茶会ができました。

今年なら無理でしたね。いろいろ懐かしい思い出が蘇りました。

もう一つは、昨年秋にこれも希望者を募って発明協会に出品した未来の科学の夢のコンクールの 参加賞のみ送ってきました。コンクールの展覧会自体は東京でまだ延期されていて、造形教室から入選した子が6人いますが、まだ賞状等連絡はありません。いろいろな取り組みが、コロナ絡みでややこしくなっている様ですね。楽しみにゆっくり待ちましょう。

コロナ禍のみならず、昨今の世界情勢も不安な事だらけです。子ども達も少なからず、影響されていると感じる場面があり、造形教室では、そんな言いようの無い不安から子どもたちが、いっとき放たれて 心から ものを作る事 に夢中になれるように、スタッフ一同で教室作りに取り組んでいます。

只今休講中  2022/1/20~3/2

マクリン幼稚園の感染対策予防的措置のため、部外者の立ち入り制限に基づき、造形教室休講の指示に従い休講いたします。

版画が佳境を迎えています。幼児さんは摺り終わり、次回はカレンダーに仕立てるところです。小学生も彫りが進んで次回は摺れるぞという子がたくさんいます。(4月始まりのカレンダーですので、ご心配なく🤣)

完成する楽しみを次回まで忘れないでくださいね〜

あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いします。

 

版画〜とら・虎・寅・トラ〜    2021/12~2022/1月

幼児さんは食品トレーなどの素材であるスチレンボードを引っ掻いたり傷をつけて版にしてから版画インクで摺るスチレン版画を、小学1年生は特殊加工が施された石膏板を彫刻刀で彫って版にして同様に摺る石膏版画を、小学2年生以上は木の板を彫刻刀で彫って版にして同様に摺る木版画を制作しています。2022年のカレンダーに仕立てます。

クリスマス会~リースとジュースとお菓子~        2021/12月

今年もコロナ禍で、例年のような筆を包丁やおたまに持ち替えて料理をするのは難しい状況ですので、クリスマスリースを一回で完成して、ジュースで乾杯!持ち帰りのお菓子はお家で楽しもう!という内容でした。最後のプレゼント交換はいつものように大盛り上がりで一年を締めくくりました。

ソルトペインティング           2021/11月

油絵〜楽器〜             2021/10~11月

今年はトランペット、サキソフォン、アコーディオン、マンドリン、の中から描いてみたいものをひとつ選んで描きました。

とばす工作                2021/10月

未来が見えるメガネ            2021/10月

未来の科学の夢              2021/9~10月

木工作~ビー玉迷路とビー玉コースター~            2021/8月